今日の給食〜エネルギー制限食〜

2016年7月6日 19:40

二年生の給食実務実習では、テーマに沿った給食を提供しています。

本日のテーマはこちら。

エネルギーコントロール(制限)食です。

(栄養士の働く現場では、「制限」のことを「コントロール」と言うことがあります)

エネルギーコントロール食は主に糖尿病の方や肥満症の方に提供されます。

実際にはコントロール(制限)と言っても過度に控えるわけではなく、対象者の体格や消費エネルギーなども考慮して適切なエネルギー量の食事を提供します。

今日の献立はこちら。

 

・ごはん

・大根とお麩の味噌汁

・さわらのさらさ蒸し

・こんにゃくの炒め煮

・海藻からし酢味噌和え

・ネーブルオレンジ




今回のこの献立は糖尿食事療法のための食品交換表に沿って作られた献立です。

 

食品交換表とは糖尿病患者の方が食事療法を行いやすくするためのものです。

食品を六つの食品群(表1〜6)と調味料に分けて考えます。

写真のポスターのように、

  • 表1 穀物
  • 表2果物
  • 表3魚介
  • 表4乳製品
  • 表5油脂
  • 表6野菜、海藻
  • 調味料

というように分かれています。

また、各グループをどのくらい食べたらいいかの目安量として「単位」というここでしか用いない数量を用います。

1単位=80kcal


です。

献立を考える際には、

・対象者は1日に合計で何単位食べていいのか算出する

・1日分の単位を各表へ振り分ける

・各表から食品を選んで献立を考える

というような流れで食品交換表を利用します。

糖尿病とは、適切なエネルギー量を各食品群からバランスよく摂ることが非常に重要になるため、このような考え方が導入されています。
糖尿病食事療法のための食品交換表は1冊の本になってます。

中身は表1〜6に分かれており、各表に属する食品が1単位(=80kcal)あたり何グラムなのかが写真付きで載ってます。(ただし野菜類の表6は例外で、1単位=野菜、海藻300g)

ちなみに織田の学生のみなさんは、この交換表に記載された代表的な食品は覚えるように指導されています。

よく使う食品が一単位何グラムなのか覚えておくと糖尿病以外の献立作成にも便利ですし、栄養指導の時にも具体的な量をすぐに提示することができるからです。

 

さわらのさらさ蒸し

だしがよく効いたあんかけでおいしかったです。

 

海藻からし味噌酢和え

海藻がたっぷりでした。

 

こんにゃくの炒め煮

 

こんにゃくに味がよく染みてました!

 

エネルギー控えめですが、満足感は十分ありました。

 

今日もおいしかったです。ごちそうさまでした!

 

 

(写真・記事:阿部)