松茸ってどうしてあんなに高いの?昔は辺り一面に生えていた!?

2018年11月5日 09:28

少しずつ肌寒くなり、冬の訪れを感じる今日この頃ですが、気温的にはまだ過ごしやすい秋と言えるでしょうか。

 

そんな秋の味覚といえば、松茸

栄養雑学講座、今回は松茸についてご紹介します。

 

日本人は昔から松茸を食べていた

高松の この峰も狭に 笠立てて 満ち盛りたる 秋の香のよさ
(万葉集 作者不詳)

これは松茸を詠った万葉集の詩です。

万葉集が作られたのは783年(所説あり)と言われていますから、私たち日本人は古くから松茸を食べてきたことがわかります。

高松とは、奈良県の高円山。

そこでは、辺り一面に生えた松茸が、かぐわしい香りを放っている・・・という今日では考えられない贅沢な光景を詠っています。

 

松茸はなぜ高い?

松茸はアカマツの林に生えます。

松茸はアカマツの根と菌根共生を行うので、人口栽培ができません。

そのため松茸は野生のものに限るので、市場では高価になるのです。

 

松茸の香り成分「マツタケオール」

「かおり松茸、味しめじ!」と言われるほど、香りが命の松茸ですが、あの芳しい香りは、マツタケオールといわれるアルコールによるものです。

この香りの成分は椎茸等のきのこ類だけでなく、ラベンダーの精油にも含まれています。

ラベンダーと松茸、なんだか全く似てないもの同士の香りに同じ成分が含まれているなんて不思議ですね。

最近では松茸は外国産も出回り、比較的買いやすい値段になっています。

今日はちょっと贅沢をして、松茸で、秋の味覚を楽しんでみてはいかがですか?

 

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